腰部脊柱管狭窄症 - 腰痛の原因

腰部脊柱管狭窄症は50歳以降を好発年齢とし、腰・下肢痛をきたす疾患です。

腰椎には脳からつながる神経が入っている脊柱管というトンネルがあります。

そのトンネルが狭くなり、神経が挟みこまれた状態を脊柱管狭窄症といいます。
腰椎後方(背中の方)の黄色靭帯が肥厚し、椎間関節という関節が変形して厚くなり、神経を押してきます。

典型的な症状は、臀部から下肢の後面を通り下腿部や足まで放散する痛みやしびれで、
これを坐骨神経痛と言います。

安静時には症状が無くても少し歩くと痛みやしびれ、脱力感が出現して歩くことができなくなり、しばらく休むと復活するが、また歩行すると同様の症状が出現するといった間欠性跛行と呼ばれる歩行障害をきたします。

病状が進行すると下肢の筋力が低下したり、排尿時の違和感や便秘などが起こることもあります。

一番左のMRIで黄色で囲まれた部分、これが正常な神経の太さ、すなわち脊柱管の太さを表しています。それに対して真ん中のMRIでは黄色の部分がかなり小さい、これが典型的な脊柱管狭窄症のMRIです。元の面積の20%ぐらいしかないと思われます。いちばん右のMRIは神経根を圧迫するタイプの脊柱管狭窄症で、これもよく見かけます。

腰部脊柱管狭窄症

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