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椎間板切除術(摘出術) - 腰痛の手術療法

椎間板ヘルニアの場合に行われるものでいくつかの方法があります。

Love法、MD法、MED法が現在の一般的な手術方法です。
この3つの方法の中では治療成績に差はないとされています。術者の先生が一番やりやすい方法で手術をお願いするのがベストです。

昔ながらのLove法が現在でも6−7割の施設で行われています。

PN法を行う先生は少ないのですが、適応症例に該当し(意外に少ない)、熟練した術者が行えばよい結果が得られます。

レーザーに関しては商売的な位置付けが強く、私は否定派ですが、大富豪がどうしても試したいと言われるなら許可しています。

  1. Love法
    昔から一般的に行われている方法で、背中側を5〜8cm切開し椎弓の一部を削り、椎間板を取り除くLove法という方法です。手術後1〜3日目から歩行を開始し、入院期間は1〜2週間程度です。
  2. 顕微鏡下椎間板切除術(MD法)、内視鏡下椎間板切除術(MED法)
    最近普及してきた小さな傷で低侵襲に手術を行う方法です。手術の傷は、MD法で約3cm、MED法で約2cmと小さく、いずれの方法も術後の疼痛が少ないのが特長です。手術翌日から歩行でき、入院期間は5日から1週間程度です。いずれも手術する医者に特殊な技術が必要です。
    最近ではさらに侵襲を小さくして約6mmの傷から内視鏡を用いてヘルニアの摘出を行うPELD法も限定された施設で行われるようになってきています。
  3. レーザー手術(PLDD法)
    椎間板の中央部にレーザーを照射することで髄核の一部を焼き、椎間板内圧を下げることで飛び出したヘルニアが元のところに戻るようにさせて神経への圧迫を軽減する術式です。日帰り、局所麻酔、極小切開で出来る利点がありますが、健康保険の適応がなくすべて自費となります。ヘルニアを直接触って操作するのではないため、必ずしも神経への圧迫が解除されるとは限らず、費用がかかる割には効果が一定しません。再発や不変例が多いのが難点です。
  4. 経皮的髄核摘出術(PN法)
    X線透視装置を用いて局所麻酔下に約5mmの切開で椎間板に細いパイプを挿入し、それを通してパンチで髄核を少しずつ摘出します。この術式も飛び出したヘルニアを直接触るのではないため、年齢が40歳以下で脊柱管内に穿破していないなどの制限があり、広く行われるには至っていません。健康保険の適応はありますが、効果が一定せず不変例が多いのが難点です。

 

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